活用していますか?スマイルケア食

2019年10月7日

農林水産省では、「スマイルケア食(新しい介護食)」という取り組みを行っています。スマイルケア食とは、健康寿命を延ばすために、健康維持増進と食事の形態を考慮すれば食事を摂取しやすくなる方に向けて工夫された食品です。

今回は、スマイルケア食についてご紹介します。

この記事の執筆
認知症ねっと編集部
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この記事の目次
  1. スマイルケア食とは?
  2. 「青」マーク
  3. 「黄」マーク
  4. 「赤」マーク
  5. スマイルケア食を利用しよう

スマイルケア食とは?

農林水産省¹⁾によると、スマイルケア食について以下のように説明をしています。

介護食品の市場拡大を通じて、食品産業、ひいては農林水産業の活性化を図るとともに、国民の健康寿命の延伸に資するべく、これまで介護食品と呼ばれてきた食品の範囲を整理し、「スマイルケア食」として新しい枠組みを整備しました。

この新しい枠組みとして、介護食品を3つに整理しました²⁾。

「青」マーク

噛むこと・飲み込むことに問題はないものの、健康維持上栄養補給を必要とする方向けの食品。

「黄」マーク

噛むことに問題がある方向けの食品。具体的には、容易にかめる食品(焼き豆腐など)、歯ぐきでつぶせる食品(もめん豆腐など)、舌でつぶせる食品(きぬごし豆腐など)、かまなくてよい食品(つぶのあるペースト食)の4段階に分かれています。

「赤」マーク

飲み込むことに問題がある方向けの食品。具体的には、少しそしゃくして飲み込める性状のもの(おかゆなど)、口の中で少しつぶして飲み込める性状のもの(ゼリー・プリン・ムース状)、そのまま飲み込める性状のもの(ゼリー状)の3段階に分かれています。

介護食を利用する際に、どのような選び方をしたら良いのか悩んだ時には、農林水産省が作成したスマイルケア食(新しい介護食品)早見表で確認をしましょう。

スマイルケア食を利用しよう

スマイルケア食を利用しながら、バランスの良い食事を心がけましょう。特に、一人住まいや同居していても食事をする時は一人の高齢者は、買い物に行くのが億劫になったり、一人分の食事を作らずに食事を簡単に済ませてしまう場合があります。すると、低栄養や体重の減少、筋肉の減少などがみられます。そして、虚弱状態のフレイルや、筋肉が減少するサルコペニアなどが起こりやすくなります。

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日本介護食品協議会³⁾によると、「介護食品」の認知率は49.9%と認知度が高まってきています。特に「家族に食事介護者がいる世帯」では、60.9%の人が「知っている」との回答、「介護者がいない世帯」についても、47.5%が「知っている」との回答でした。その理由として、スーパーマーケットやドラッグストアで目にする機会が増えたことが認知度の上昇につながっていると言えます。

スマイルケア食を取り入れながら、1日3食規則正しく食べることや、食事の量とバランスに留意し、適度な運動を行い、健康増進につなげましょう。

参考文献:1)農林水産省 “スマイルケア食(新しい介護食品)”(2020年3月23日アクセス)
2)農林水産省 “スマイルケア食の取り組みについて(令和元年6月)”(2020年3月23日アクセス)
3)日本介護食品協議会 “「介護食品」の認知率は50%”(2020年3月23日アクセス)


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